内臓脂肪とお茶の関連性について

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お茶に含まれるカテキンがミトコンドリアをサポート!

お茶を飲む夫婦

お茶で内臓脂肪を減らしたい方が多く見える背景から、各飲料メーカでも特保の成分を含んだペットボトルスタイルの健康茶が多く登場しています。

 

実際にお茶の効果は即効性はないものの、緩やかに体質改善しながら脂肪を分解する作用を活性させるので、数か月経ってからコレステロール値の改善がみられたという声もよく耳にします。

 

早急な結果は望めませんが、お茶は一日の中で水分補給として、また休憩時間のリラックス作用を得るために暮らしになくてはならない存在です。

 

お気に入りを見つけて、長く愛用して効果を実感しましょう。

 

お茶の定番!緑茶

緑茶

緑茶は抗酸化作用で知られるカテキンが豊富な万能茶です。日本茶といわれる緑茶は様々な種類がありますが、ウーロン茶も紅茶もこの緑茶が元であり、発酵させて特有の味わいを醸し出しています。

 

10年程前から中高年のお父さん世代の悩める下腹部に特化した緑茶が販売され、近年も花王のヘルシア緑茶やサントリーの伊右衛門特茶などが登場し人気を呼んでいます。

 

すべてカテキンが関与していて、内臓脂肪を減らす特性と、食事による過剰脂質が小腸や肝臓で吸収される作用を阻害する働きを兼ね揃えています。

 

カテキンが脂肪を分解したり、脂肪の吸収阻害を齎す理由には、細胞の中で生きているエネルギー産生に関わるミトコンドリアが働くメカニズムにあります。

 

カテキンが脂肪を分解するミトコドリアを元気にする

脂肪は体内に取り込まれるとミトコンドリアがエネルギーに変換すべく分解作用をみせます。これが脂肪が燃えるといわれる現象になります。

 

健康な体ではミトコンドリアは活発なので、過剰な脂肪も蓄積されることなく体温維持や身体活動をこなすエネルギー源として、あますことなく活用されます。

 

ところが内臓脂肪が蓄積された細胞は脂肪が複雑に入り込んで、ミトコンドリアを不活性な状態にしているのです。

 

お茶に含まれたカテキンはミトコンドリアの活性を9割以上活性回復させることがわかっています。

 

ミトコンドリアは体のあらゆる細胞に数万を超える数が存在していますが、活性によって小腸へ到達した脂肪を取り込み、更に腸間膜から肝臓に繋がる血管を通して流れていった浮遊脂肪酸もエネルギーとして素早くキャッチします。

 

このことから脂肪の吸収と阻害という働きが効果として取り上げられているのです。

 

その他おすすめのお茶は?

プーアール茶

重合型カテキンと呼ばれる特殊な成分が脂肪酸分解酵素であるリパーゼを取り込むことで、脂肪を燃焼させます。

 

血糖値を抑制して血行をスムーズにするので、消化器官が活発になり老廃物の排出が高まる効果も期待されています。

 

杜仲茶

血管壁に働きかけて糖代謝を向上させる生理活性物質アディポネクチンを増やす作用があります。

 

アディポネクチンが増殖されることで悪玉アディポサイトカインの活性が弱まり、動脈硬化を抑制しインスリンの働きを正常にして糖の代謝を高めます。

 

干しえのき茶

干しえのきに含まれるエノキタケリノール酸に、生活習慣病を招く内臓脂肪を低下させる働きが認められています。

 

特に脂肪燃焼効果が低い40代以降の年齢層に有効で、基礎代謝が低下して痩せやすい体質への移行が期待が持たれています。

 

2ヶ月で内臓脂肪が20%近く減少したとの発表もあります。